4年生の教室から

March 30, 2016

4年生では、二学期に「一つの花」を学習しました。

戦争を題材にしたこの作品では、他の単元以上に質問・意見などの発言が多く、戦争に対する関心の強さが窺われました。

時代背景を理解するため、戦時中の食糧事情や空襲、徴兵制などについて説明すると、真剣な表情で熱心に聞き入ってくれました。

参考として「はだしのゲン」の絵本を紹介したところ、「読んでほしい!!」とのリクエストが多数あったので、授業中に読み聞かせをし皆で意見を交換しました。

「戦争はどちらが始めたのか」「戦争に宗教は関係あったのか」「戦争孤児はどうやって生きていったのか」など、読み聞かせの最中から戦争に関する様々な質問が飛びだし、非常に活発な授業となりました。

読み聞かせ後、自発的に「戦争についての感想文を書きたい」との声が上がり、その日の宿題を急遽変更して作文を書いてもらいました。

4年国語では「自分の考えを明確に表し、他者に伝える」ことが学習目標の一つなのですが、いずれの作文も学習目標以上の、素晴らしい出来栄えでした。

その作文の一部をご紹介致します。           担任: 鳥山夏子

  

 

 「はだしのゲンを読んで」    坂東龍輝 

先生にこの本を読んでもらっている時、私はずっと「私がゲンだったら、何も考えられず何もできずに死んでいただろうな」と思っていました。

一番心に残ったのは、まだ二年生の小さなゲンが、家の下じきになったお父さん達をひっしに助け出そうとしたシーンでした。

自分の目の前で家族が死んでいくのを見たゲンの気持ちを考えると、とても悲しくて暗い気持ちになりました。 

今、私は戦争のない国に住んでいます。  でも世界の中には、戦争をしている国があります。

戦争をしている国の大人の人に、「戦争をしても、何もいいことはありません。そんなことをしててきに勝ったと思っていても、本当は何にも勝っていないのです。」と言いたいです。

最後までお話を聞いて、こわい思いをしている子供達や悲しい気持ちの子供達が、一人もいない世界になってほしいと願いました。

 

「戦争について」     尾崎スカイ

昔、戦争の時には、みんな食べ物があまりありませんでした。 国から、配給でお米や野菜をもらっていました。 毎日ばくだんが落とされ、町はあちこち灰になっていきました。

ぼくがその時に生きていたら、とてもこわかったと思います。 

前回日本に行った時に、広島平和きねんしりょうかんに行って、いろいろなものを見ました。

戦争は本当にひどいことだと思いました。 

戦争で死んだ人たちのことを考えると、悲しいです。

戦争に行った人たちのことは、ぼくの心に残っています。

戦争のない未来になってほしいです。