校長だより 長月 2015

 担任教師たちにとって、2学期は4学期に続いて忙しい学期です。通常の土曜日の準備に、学期末テスト、三者面談、学習のあゆみ作成などが加わるからです。ケアンズフェスティバルや盆踊りと、楽しくでも外出の機会が多い行事も続き、ようやく、短いホリデーに入ります。ホリデーと言っても皆日常の仕事を持つ先生方ばかりなので、学校は休みでも、仕事を休んではいられません。

仕事や家事に追われながら、このお便りを書きながらも、目の前の窓から青空を見上げ、緑濃き庭を眺め、様々な鳥の声を聞くと、つくづくいい所に住んでいるのだなあと改めて感じます。 日常の忙しさや、滞っている問題など取るに足らないことだとも思えてきます。 

今年の春は一旦暑くなったと思いきや、まだ爽やかな日が続きますね。 ビーチに行けば、コバルトブルーの空に、ミントグリーンの海に、風に吹かれる椰子の木が見られます。

補習校の生徒たちは、月曜から土曜日まで続く学校で、その上スポーツや音楽やらのお稽古事も忙しいようです。 一部の皆さんの日記を読ませて頂いていますが、友達の誕生会は毎週のようにあり、休日は家族と観光やドライブに出かけ、日々充実した、親子ともども忙しくとも楽しい時間を過ごしている様子が伺えます。

これだけ忙しく動き、目前の仕事なり、作業なり、するべきことを次々こなしていれば、悩む暇などないかもしれません。 とは言え、生徒たちからは時折、友達との間の問題、仲間はずれにされている、意地悪な態度を取られる、などの話を聞くことがあります。

現地校や、お稽古先での話もありますが、補習校の生徒と共通している友人、知り合いが多く、土曜日の補習校の授業にまで、影響している場合も、時にはあるようです。

周知のように補習校授業は時間も限られ、学習内容も多く、1分でも惜しい勉強体制ですので、5分間のトイレ休憩中にいざこざが起きたり、授業中に机の下で蹴り合っていたり、消しゴムを投げたり、人のノートや教科書にいたずら書きをし合ったり、という問題は、補習校に来る本来の目的に適っていません。

授業中に、先生の説明を聞いていなかったのが理由で、何をしてよいかわからない結果、自分で授業をつまらなくしている。自分がつまらないので、いたずらをしたり、おしゃべりしたりして、他の友達の勉強を妨げたり、先生に注意されたりする。 補習校の皆さんなら、そういう事は良くないのだと、充分理解しているでしょう。

補習校は、特別もっと勉強したい、という人のための学校であって、またそういう人たちが選んで通学する学校です。補習校を選ぶ権利は、勉強をしたい人にあります。ちょっとだけ、自分はなぜ補習校に、土曜日の朝にまで、通っているのか、もう一度考えてみては如何でしょうか。

また、何か嫌だなと思うようなことがあったら、一人で考え込まないで、両親、先生に相談して下さい。

そして、青い大きな空を見て、深呼吸しましょう。広い空を見て、広い海を見て、自分の気持も大きく、気持よく、広げていきましょう。

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