大空の架け橋 5年生 第11号

今年も五年生は物語作りに挑戦しました。教科書の「一まいの写真から」という単元に沿い、七枚の写真をもとに、写っている物、周りの様子を表す言葉、そこから連想される言葉などを「連想言葉マップ」に書き出すところから始め、書き出した言葉を見ながら写真に写っていない物にまで空想を広げ、物語の大まかなイメージを思い浮かべ、構成を考えていきました。登場人物の性格や心情を考え、表現を工夫し、もっとおもしろくしたい!と書かれた物語。今年も力作ぞろいです。
                                担任:江藤 彩
 
          
             
 
 
 
『子猫の冒険』   赤松 美咲       
                                ​​
 
 ある所に子猫ちゃんが住んでいました。子猫ちゃんの名前はいたずらちゃん
です。いたずらちゃんは小さくて、かわいくて、冒険が大好きです。去年の冬にいたずらちゃんは初めて冒険してみました。
 ある日、家から出たら、寒くて震えました。家の周りが真っ白です。
「何だろう?」
といたずらちゃんは思いました。小さな手をおくと、冷たくて少し手が沈みました。いたずらちゃんは雪を見たことがなかったのです。いたずらちゃんは歩き出しました。歩いた後には足跡ができました。
「おもしろい。冒険しよう!」
いたずらちゃんは大声で言いました。楽しくて夢中で歩いていると、森で迷子になってしまいました。
「どうしよう…」
夕方になって寒くなってきました。こまっていると、りすに会いました。いたずらちゃんは
「りすちゃん、この森の出口知ってる?」
と聞きました。りすちゃんは
「後ろを見てごらん。雪に足跡がついてるよ。それをたどって行けばお家に帰れるよ。」
と教えてくれました。無事にお家に帰ったいたずらちゃんはホッとして、たくさんお昼ねをしました。そして初めて見た雪とりすちゃんの夢を見ました。
「早く次の冒険がしたいなぁ…」
 
 
 
 
『ねこのへんな夢』   イースト れい
 大きいはらっぱに近い川で、子ねこは魚をとって食べていました。子ねこはおなかがいっぱいでつかれていたので、大きいはらっぱで昼ねをしました。太陽はぽかぽかでとても気持ちがよかったので、すやすやとねました。
 ねている間、子ねこは夢を見ました。夢の中で子ねこは、親友とおにごっこをしたり、一番きれいな花をさがせるねこと遊んだりしました。かくれんぼをしている時、子ねこは家の庭でかくれました。そのとたん、犬からおいかけられました。つかまる前に子ねこはぱっと起きました。その後、また川で魚をとり始めました。
 
 
      
 
『宇宙新幹線444(スリーフォー)』   平家 拓衣地
 ある夏のむし暑くて晴れた朝、春太はおばあちゃんの家の近くにある川に遊びに行くことにしました。春太の乗る新幹線は、11番。きっぷを買って新幹線に乗ろうとしたら、入口がさっとうしていてどうにも入れなくて、後ろからも人が大勢来て、春太はおされたりぶつかったりしてやっと新幹線に乗れたと思ったら、11番ではなくて12番に乗ってしまっていました。そこで何かおかしいことに気づいたら、だれもこの新幹線にいない。そして、だれも気づいていないようだ。それを気にしながらだれもいない新幹線でじっとすわり、ちょっとドキドキした春太でした。
 
 新幹線がトンネルをぬけると空が真っ暗になり、どこかと思えば春太は宇宙にいました。春太はおどろいて声も出ません。その後、何かのわく星に止まったらだれかが入ってきました。入ってきた人は、当然、宇宙人。同じ形をした宇宙人、まったく色も形もちがう宇宙人がぞくぞくと入ってきました。すると、春太に宇宙人がたずねました。「ねぇ、なんでとうめいバリアを見やぶれたの?」「へ?」と答えました。「12番目の新幹線だよ。地球人には見えないはずだよ。」「へー。」と宇宙人に答えました。「地球人は科学力があまりにも少ないから、ぼくたちを見るとすぐにほかくして実験とかに使われるとパパが言ってたよ。」「そ、そうなんだ。」と短く答えました。そんな会話をしながら何分かたったら、
「あっ、ぼく、もうここでおりなきゃ、またねー。」と言って、宇宙人は新幹線をおりました。春太は今にして宇宙人としゃべったのをちょっとふしぎに思いました。そしたらねむくなってきたので、少しだけねることにしました。
 
 ---数時間後、どうやら地球にもどっていました。そして新幹線の中は、まただれもいなくなっていました。春太が着いたところは、おばあちゃんの家の近くにある駅でした。春太はふしぎそうな顔をして新幹線からおりて、おばあちゃん家へむかいました。周りはもううす暗くて川に入れる明るさではありません。春太はまた次の日に入ればいいやと思って、おばあちゃんの家まで走って行きました。
 宇宙人の新幹線に乗ったのは、春太くんが一番最初かもしれません。では、さよなら さよなら さよなら。
 
 
 
 
『石川家のネコ』   ハイド ナタリー
 ある日の夜、僕はお母さんと近所の草原へ星の観測へ出かけた。
その日は雲一つない絶好の観測日和だった。いくつかの流れ星が夜空を走った時だった、オレンジ色の丸い大きな光が、僕とお母さんのところへ向かってすごい勢いで落ちてきた、、、、、、、光の中に宇宙人らしき姿が見えた。
そこまでが僕がゆいいつ覚えている人間の記憶だ。
 今ぼくは人ではなく、石川家のネコとして飼われている。名前は『チョコ』なぜかと言うと、ぼくの毛の色がチョコレート色だからその名が付いた。ぼくには不思議な力がある。人間の言葉はもちろんだが、動物や虫とも会話ができる。石川家にはやさしいお母さんとお父さん、それに二人の兄弟がいる。
兄のトムと弟のテツ。ぼくと兄のトムは必要に応じて30分だけ体を交換できる力もある。
ただあの夜以来、ぼくのお母さんは行方不明のままだ。
 
 明日から冬休みが始まる、トムが相談をもちかけた。
『チョコ、君のお母さんを探しに行こうよ。』ぼくは、もちろんと言う顔でウィンクで答えた。
そして、ぼくたちは手掛かりを探すため、あの草原へと出かけて行った。
まだ日が暮れるには時間がある。まずは、草原の虫に声をかけてみた、そこであの日の光を見た虫や動物はすべてどこかへ居なくなったことが分かった。
 大きな木の上にいたカブト虫が、『あぶないからこれ以上先には進むな!』と言ったが、ぼくたちは長いつり橋を進んで行った。
『あっ、、、、、、、』目の前がオレンジ色になった。遠くにお母さんが見えた『お母さん、、、、、』
『ダメよ、これ以上進んでは!ここは宇宙人が作っている新しい地球。わたしたちは地球の情報を宇宙人に提供しているの』
『なぜぼくたちはダメなの?』と聞いたとき、元のつり橋にもどっていた。
 そしてたくさんの動物たちが雪の上に足あとを付けて逃げてきた。
ぼくはトムを見た、少年だったトムは青年となっていた。ぼくは子ネコから大人のネコになっていた。
そして逃げる動物たちが『戦争だ、にげろ!』とさけんで走って行った。
 
 ぼくたちは、ほんのいっしゅん光の中にいただけなのに実は、何年もたってしまっていた。そして地球では大きな戦争が今起ころうとしていた。
びっくりしているぼくたちの前に宇宙人があらわれ『お前たち、この美しい地球を守りなさい。そしてこの力を使いなさい』と光の玉をくれた。
 ぼくとトムは自分たちの使命が分かった。そして二人で地球を守る旅をあるき始めた。
 
 
 
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『サバイバル』   クーパー 生円
 こんにちは。ぼくの名前は、浩輔。ぼくは若いふつうのカブトムシ。ぼくは毎日、じゅ液を飲んだり友達と遊んだりして、割と平和に生活している。でも、今は夏ではんしょく期なので、ぼくと友だちの駿夏は、交配相手を探しに行かないといけない。いつも、侑樹と言うとても大きくて強いカブトムシが、いい交配相手を探すけれど、今年はそれを変えてやるぞ!
 ぼくは、優奈というきれいなカブトムシにぼくの交配相手になってほしいのだ。問題は、敵の侑樹も優奈のことが好きなのだ。その時、駿夏が来て、「計画を立てよう」とぼくの耳に小さな声で言った。侑樹を殺して、きれいな交配相手を探す計画を立てようと言った。ぼくと駿夏は、急いでひみつの木の中の小さな穴に行った。そこで計画を立てた。
 
 次の朝、ぼくと駿夏は対戦の準備をしてから、侑樹の方にしのび足で行った。ぼくはつのを侑樹の頭に当てようとしたが、侑樹はさえぎって、「おまえが来ているのは知っていた」と言った。その後、ぼくのことを押して、ぼくは木から落ちた。でも、幸いなことに、駿夏が侑樹を押してくれて、侑樹は下まで落ちた。でも、ぼくはまだ木の枝に乗っていたので、大丈夫だった。その夜、ぼくと優奈は、交配した。
 次の週、赤ちゃんが五ひき生まれた。残念なことに駿夏は、ぼくのことを助けていておそくなり、交配相手を探せなかった。ぼくは、駿夏に悪いことをしたなと思った。次に駿夏が交配相手を探す時、もっと手伝いたいと思う。それが友達というものだ。:)
 
 
 
『クリスマスイブの夜』   桑原 愛茉
 
 あるクリスマスイブのことです。モントフィルトのねこの町に一ぴきの金持ちねこがいました。そのねこの名前はジバンニでした。ジバンニはケチでいぢが悪くて自分のことしか考えないねこでした。毎朝、あなのあいたフロックコートを着て仕事へ出かけました。そのフロックコートの中のポケットに百万にゃん(円)入っていたのです。ジバンニはわざとびんぼうなねこのふりをして、ほかのお金持ちのねこからお金をもらうのです。なにしろほかのねこのことは考えないのでした。
 
 五キロほど家から歩くとジバンニの本屋があります。中はほこりだらけで、きたない部屋でした。ジバンニが働いている部屋だけきれいでした。地面がはカーペットで、大きな木のテーブルといすがおいてありました。ジバンニはいつもそこでお金を数えていました。
 でもジバンニがなぜこんなにお金持ちなのかはまだなぞなのです。なぜかというと、ジバンニは毎日ほかのお金持ちのねこからお金をもらっていても、いつも千にゃんしかもらっていませんでした。それにジバンニのために働いていたねこは一ぴきしかいなかったからです。そのねこの名前はたまでした。たまが毎日いっしょうけんめい働いても、給料は少なくなるばかりでした。
 
 その夜、ジバンニは自分のマンションへもどり、ふかふかのベッドでねるところでした。目が閉じそうになったとたん、ドアの方から物音がしました。そこから黒いけむりが出てきてジバンニをかこみました。一本の線のようにかがみまで続きました。氷でできたようなかがみの中の自分をみつめていると、むかし死んだ友だちのマルクスがぼんやりとかがみの中に。ジバンニはおどろいて後をふりむきましたが、だれもいません。またかがみを見るとマルクスが何かを言っています。「今夜来るゴーストの話を聞きなさい。そうしないとぼくみたいになっちゃうよ。」そう言うと、マルクスは消えました。
 
 ジバンニがまたねようとしたら、家中の明かりがいっしゅんでつきました。一人の男が立っていました。体つきがよさそうで、ひげもはやしていました。「わしらは過去のゴーストだ。」すると、ジバンニの前にスクリーンのようなものがうかんできました。中はジバンニのわかかったころのすがたが写っていました。「あぁ、これおぼえているなぁ。エレンが私に告白した日だ。」とつぜん、スクリーンがまっ黒になりました。そして、今度はその五年ぐらい後の時。ジバンニがいつものようにお金を数えているとちゅうにエレンがはいってきてしゃべりはじめて、じゃまになったとおこって、別れました。(私はなんてことしたんだ。)とジバンニは思いました。
 
 自分の部屋の明かりが消えました。小さな子ねこが立っていました。「私は現在のゴーストよ。」またスクリーンがうかんできました。雪にうもれた子ねこが写っていました。そしてたまが助けにきました。二ひきとも血まみれではらぺこのように見えます。でも食べられるのはレタス三まいと肉の足一本だけでした。「私はなんで気づかなかったんだ!」とジバンニはさけびました。
 
 どぉっと風がふいてきました。今度はスクリーンではなくちがう所へ行ったのです。「ここはおはかだ。」ジバンニはふるえながら言いました。「これから一年後のことだ。」どだれかが言いました。ジバンニは聞きました。「あのかわいそうなたま親子はどうなったの?」そのねこのゆびをさした方を見ると、そのおはかの前にはたまが立っていました。少し遠くにたくさんの人があつまっておはかまいりをしていました。「そ、それはだれのおはか?」ジバンニが聞きました。「それはきみのだろ!おれは未来のゴーストだ!」ねこはさけびました。「私は来年死ぬんだ。」
 
 ジバンニはベッドからおき上がりました。「今日はクリスマスだ。」ジバンニは大いそぎで出かけました。通りにはびんぼうなねこがいました。そのねこにお金をたくさんあげて、たまの給料も上げました。こうしてジバンニはいい正直なねこに変わりました。
 
 

 

 
『あの公園で待ち合わせ』   三浦 愛理
 ミーンミーンミーン。今日は天気のいい夏の一日。太陽がぎらぎら光っている。せみが高い木の間をあちこち飛んでいる。
「かぶと虫ゲット!」たくみがさけんだ。
「いいな~。」ひろきがうらやましそうに言った。
「ぼく、ちっともとれないや。」たくみとひろきは同じ学校に通っている元気な小学五年生。二人はようち園の時からのおさななじみで一番の親友だ。二人はサッカーが好きで、よくいっしょにサッカーをしていた。二人とも昆虫も好きで、今日は町の近くにある小さな森で昆虫採集をしているのだった。
 
 「ああ、日かげにいても暑いよ。」ひろきが言った。
「暑いけどこういう日が一番かぶと虫が出てくるのさ。」たくみが言った。すると、
「やったあ!かぶと虫、やっとつかまえた。」ひろきがさけんだ。
「ほら、来たかいがあったでしょ。」たくみが言った。
「うん、こんなに大きなかぶと虫、ぼく初めて見たよ。」ひろきがうれしそうに言った。
「たくみ、たくみ?」ひろきはきょろきょろ辺りを見回した。けれど、たくみは見当たらない。
「たくみ~」ひろきは何度もよんだが返事はない。すると、ばあ!たくみが急に木から飛び下りた。おどろいたひょうしに、ひろきはつかまえたかぶと虫を放してしまった。
「あっ!」ひろきがさけんだ。
「たくみのせいだ。」ひろきが言った。「たくみのせいでかぶと虫がにげちゃったじゃん!」
「ぼ、ぼくのせいじゃないよ。」たくみは言い返した。
「ひろきがかぶと虫をちゃんと持っていないからだよ。」二人はおたがいをにらみ合い、顔をそむけた。
「ふん!」
 
 次の日、学校の休み時間中、たくみはいすにすわっているひろきのつくえの上に手紙をポイッと置いた。ひろきはゆっくり手紙を読んだ。手紙にはこう書いてあった。
「放課後、あの公園で待ち合わせ。」と。ひろきには「あの公園」がどこだかすぐにわかった。ようち園の時から何度も二人で遊びに行っていた児童公園だ。ひろきは学校が終わると、もうダッシュで家に帰り、ランドセルを部屋にほうり投げ、公園に向かった。公園に着いた時には、たくみはもうすでに来ていた。うつむいてサッカーボールをけっている。たくみはひろきに気づくと、サッカーボールをけるのをやめた。うつむいたまま、たくみは小さな声で言った。
「ごめん。」
「ぼ、ぼくもごめん。」ひろきもあやまった。たくみは顔をゆっくりと上げた。ひろきはにっこり笑って見せた。たくみもやっと、笑ってくれた。
 
 その日、たくみとひろきは、おそくまで二人でサッカーをしていた。
「週末、また昆虫採集、行こうよ。」たくみが言った。ひろきは元気に答えた。
「うん!」
 
 
 
 
『仁義なき戦い』   西野 まり
 ある夏の朝早く、くわがたのボブは目を覚ましました。
「あ~、おなかがすいて死にそうだ。」ボブは、えさを探しにキュランダの森の中の一番りっぱな木の上に登りました。
 「よし決めた、この枝にしよう。」ボブは真っ直ぐ進んで行きました。すると、反対側からかぶと虫のジェフが現れました。ボブはジェフが大の苦手です。ジェフは言いました。「オイ、ボブ。どきやがれ。」ボブは「オレが先に見つけた木だ。おまえがどけ。」どちらも道をゆずらず、二人はけんかになりました。はげしくぶつかり合いました。「やばい。ジェフは強い。このままだと負けちまう。」ボブは思いました。
 
 ボブは木から落とされそうになりながらも、ふんばっていました。その時、二人の天敵のカラスのピーターが現れました。「楽しそうじゃね~か。おれも混ぜろ。」と言っておそいかかりました。ジェフは逃げようとしたところ、ピーターに「パクッ」と食べられました。ボブは木から落ちました。
 ピーターは飛び去って行きました。
 
 さて、ボブはどうなったのでしょうか?
 ボブはしばらくして、起き上がりました。「あ~、危ないとこだったぜ。」死んだふりのプロなボブは、また、えさ探しを続けました。
 
 
 
 
『ニーナの運命の日』   坂本 瑚々南
 「こっち、こっち!」
「ああ!ニーナ、パス!」
「エレナ、パス!」公園で、四人の女の子が遊んでいました。名前はニーナ、エレナ、ローズとベッキーです。
「あっ!」ニーナはボールを高くけってしまいました。ボールは近くの草むらに入ってしまいました。
「私が探してくる。」とニーナはほかの女の子たちに言いました。
「分かった。気をつけてね。」
 
 ニーナが十分探してやっとボールを見つけて帰ろうとした時―
「ニャー」と小さな声がきこえました。ふり返ると、フワフワで、とてもかわいい子ねこがポツンとすわっていました。
「わあ・・・」ニーナは子ねこをながめました。
「おいで。ほら、こっちおいで!」と言って手をやさしくたたいていると、子ねこはニーナの所へとゆっくり近づいて来ました。ニーナは子ねこをだいて、友達の所へ行きました。
 
 「みんな、見て!!子ねこを見つけたよ!」ニーナは子ねこをだいて、ボールをけりながら歩いて来ました。
「かわいい!」 
「フワフワ!」
「小さい!」
「ねー、みんな静かにして!まだ子ねこだから。」
「はーい。」女の子たちは帰る時間まで子ねこをだいたりさわったりしました。
 
 「そういえば、だれが子ねこをつれて帰るの?」ベッキーが言いました。
「そういえばそうだね。」ローズも言いました。
「ニーナが見つけたから、ニーナの子ねこになるんじゃない?」とエレナが言いました。ベッキーとローズは、
「そうだね!」と言いました。
「私?本当に?あ・・・ありがとう!」ニーナは喜びました。
「じゃ、みんな学校でね!」
「バイバーイ!!」
 
 「ニーナ、もしだれもその子ねこを拾いに来なかったらいいよ。」ニーナの母が言いました。
「わーい!!ありがとう!!」ニーナはさっそく子ねこに名前を付けることにしました。
「うーん。どういう名前がいいかなー。分かった!あなたの名前はミコ!!ミコー。おいで!」ミコはすぐニーナの所へ走って来ました。
「大好き。」
 
 その次の日、公園から帰ってきた後、ニーナはうれしすぎて、ドアを開けっぱなしにしてしまいました。そして、その夜、ミコはにげてしまいました・・・
「ママ!!パパ!!ミコ!!どこに行ったの?ママ、パパ、ミコがいない!!」ニーナはさけびました。
「何?」
「ミコがいない?」
「そうなの!!昨日はふつうに・・・あっ!!」
「どうしたの?あっ!もう、ニーナ!昨日、ドアを開けっぱなしにしてたからじゃない!」ニーナの母が言いました。ニーナは頭をさげながら、
「ごめんなさい・・・」と言いました。
 
 「ママ、公園に行っていい?」
「いいよ。」ニーナは、「ミコと最後に行った所は公園。」と思ったからでした。
 公園にはほとんどだれもいません。公園のまわりを歩いていると―
「ニャー。」
「え。」ニーナは辺りを見ました。まさか・・・
「ミコ!!もう、本当にごめんね!私が悪いの!もう、私ったらバカ!!バカ!!でも、無事でよかった!」
 だれもミコを拾いに来なかったので、ミコはニーナの子ねこになりました。
 
 
 
 
『猫の大冒険』   佐野 達哉
 ある町に、冒険好きな猫(ポピィ)がいました。ポピィはある日、一匹で冒険に出ました。数日後、ジャングルに入りました。そして橋を渡り、ポピィはどんどん進んで行きました。
 
すると一本の大木が倒れていて、その上に兜虫(かぶちゃん)がいてとおせんぼをしていました。ポピィとかぶちゃんははげしい戦いをくり広げましたが、やがて仲良くなりました。ポピィは自分の事を話しました。かぶちゃんも自分の事を話しました。かぶちゃんはジャングルの中を案内してくれました。
 
すると草原に出ました。そしてポピィとかぶちゃんは夜にここでまた会う約束をしました。ポピィは遊び始めました。夜になると、かぶちゃんが来て、いっしょに上を見ると、ポピィが見たこともない星空がどこまでもどこまでも続いていました。
 
帰るとき、かぶちゃんがまた案内してくれたおかげで安全にもとの町に帰ることができました。そして、ポピィはまたかぶちゃんと遊ぶ約束をしました。
 
 
 
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『ねこのぼうけん』   ウィンター ちひろ
 ある明るい朝、ねこの「たま」がおきました。たまはかい主がねてるのを見て、
自分のご飯を食べて、庭に出てぼうけんを始めようと思いました。たまは花とかを見ていると、ばらの上にちょうちょがとまっているのを見つけました。
 
たまが後ろに下がってちょうちょをつかまえようとした時、ちょうちょはにげました。たまはつかまえられなかったけど、あきらめませんでした。たまはずうっと黄色いちょうちょをつかまえようとしていました。そのあいだにもうとっくに夕方になりました。たまはもうつかれてしまって、そのつぎに飛んだ時、ころんでしまいました。
 
かい主は中からそれを見ていて出てきました。かい主はたまをだっこして中に入りました。よるご飯の後…かい主がたまをかわいがっていました。
 
 
 
                  ミケ